韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

2019-01-01から1年間の記事一覧

救援摂理史の原理観⑥

マリヤは、エバとタマルを蕩減復帰すべき立場なので、ヨセフとは婚約関係を保たなければなりませんでした。しかし、摂理的に見れば、彼らの関係は夫婦ではあり得ません。ですから、彼らはイエス様が誕生する時まではもちろん、そののちにも性関係を結んでは…

救援摂理史の原理観⑤

当時の法によって、容認されるはずもなく、また、常識でも考えることのできないことを、マリヤが成し遂げなければなりませんでした。3人が全部霊的に感動したのも、神様から来た啓示に従い、それが神様のみ旨であり、願いであることを無条件に信じ従わなけ…

救援摂理史の原理観④

タマルの信仰 ヤコブは、アベル以後、善の側に立った多くの人の犠牲と蕩減条件の基台の上に立ったので、先に占有したサタンに追いついて、双子の兄であるエサウを相手にするようになったのです。結果的にヤコブは、ヤボク川で天使を屈服させる霊的勝利の条件…

救援摂理史の原理観③

愛の責任性は三つ その責任性は、次の3つとして考えることができます。第1に、人間は愛の自由を下さった神様に感謝しながら、自己修練、自己管理で自由な真の愛の主体者になる責任です。人において愛の責任性は、法や世間体ゆえに守られるものではなく、神…

救援摂理史の原理観②

神様の創造が必要な理由 神様は、御自身の体としてアダムを先に造りました。アダムは、神様の息子であると同時に、体をもった神様自身でもあります。その次に、アダムの相対者としてエバを造って、横的な愛、すなわち夫婦の愛の理想を完成しようとしました。…

救援摂理史の原理観①

「世界平和家庭連合185カ国結成大会」東京大会1996年9月10日、千葉、幕張メッセ 尊敬する御来賓、「世界平和家庭連合」の会員、そして紳士、淑女の皆様! 緑の季節8月を送り、既に五穀が実る天高く馬肥ゆる豊かな結実の季節、秋の初めに、私たち…

真の家庭と私⑦

真の御父母様の必要性 皆さん! 皆さんは自分たちの国が神様の祝福を受けることを願うでしょう。そのためには神様の真の愛を中心として、心と体が一つとなった民にならなければならないのです。神様の真の愛を中心として、夫婦が絶対的に一つにならなければ…

真の家庭と私⑥

良心作用 良心は、神様の真の愛を、どのように占領するのでしょうか。何かお金があり、知識があり、権力があっても、自己の命を懸けて愛する人を失ってしまえば、役に立たないのです。皆さんが心を解放させ、解怨成就させて、360度をもって解放圏を良心世…

真の家庭と私⑤

良心は真の愛を願う 神様が絶対的なお方であられるなら、一人でいて寂しいでしょうか、幸福でしょうか。皆さんがいくら大統領でも、妻がいなくて一人で暮らすならば、かわいそうです。愛の対象がいなければかわいそうになるのです! 神様も相対が必要でしょ…

真の家庭と私④

良心の本質 皆さん自身を中心として見るとき、皆さんの良心は皆さんのあらゆることで知らないことがありません。良心は私において、父母よりも近い立場に存在することで、永遠なる愛をもって、永遠に神様の懐に抱かれることを願っているのです。世の中の父母…

真の家庭と私③

宗教の目的 私たちの心と体を見るとき、体は地獄の基地になっており、良心は天国の基地になっています。この2つの世界の分岐点をもっている人間であることを知りませんでした。 このような立場に立っている私たち自身を見るときに、体が心を引っ張り回すの…

真の家庭と私②

では、この根をどのように清算するのでしょうか。サタンが愛の根をどこに下ろしたかといえば体、すなわち肉身に根を下ろしたのです。もし堕落しなかったなら、心と体が一つになるのは自然の道理です。堕落することによって、天に対する良心のプラスと、これ…

真の家庭と私①

「世界平和女性連合創立3周年記念大会」1995年9月14日、東京ドーム 満場の内外貴賓の皆様! このように意義ある場でお話しすることができますことを、この上なくうれしく思うものです。今、世界平和と人類の理想世界建設のために和合と統一の志を立…

世界平和は真の家庭から②

解決策は真の家庭に 生活水準が高い先進国だといっても、深刻さは同じです。数世紀の間、社会を統合し、成長させてきた文化的な輪が弱くなっています。一つの国家を偉大に成長させたその強みが、今日には個人を過度に強調する自己中心的な生活態度に変わって…

世界平和は真の家庭から①

「世界平和女性連合創立三周年記念晩餐会」スピーチ1995年9月13日、東京、全日空ホテル ジョージ・ブッシュ大統領御夫妻、外交官、御来賓、そして紳士、淑女の皆様! 今日、「世界平和女性連合」は創立3周年を記念する意義深い場を設けることができ…

真の愛による世界平和の実現③

私(韓鶴子総裁)の夫である文鮮明師は、人類を神様のもとに連れ戻すために、全生涯を捧げてきました。夫は、真の永続する世界平和は神様との関係を持つことによってのみ達成できるものであることを常に説いてきました。すべての宗教、人種、民族間に調和を…

真の愛による世界平和の実現②

世界の家庭が危機に直面 第2次大戦後、日本は奇跡的な経済発展を成し遂げましたが、このことは社会の発展において、価値観がいかに重要であるかを示しています。日本の文化と国民性の特長は、家庭と国家を尊重し、より高い目的を中心として一致団結すること…

真の愛による世界平和の実現①

「世界平和女性連合創立一周年記念晩餐会」スピーチ 1993年9月13日、東京、ホテル・フォーシーズンズ 尊敬する議長、マッカーサー大使、御来賓の皆様、そして紳士、淑女の皆様! こんばんは、私は「世界平和女性連合」を代表して、皆様にご挨拶できま…

真の父母と成約時代⑥

重要な女性の役割 親愛なる御来賓の皆様。イエス様がメシヤの降臨に対して語られた内容に、新郎が来るのを待つ新婦たちに対する例えがあります。黙示録では、キリスト教を新婦として説明しています。したがって、キリスト教を代表するアメリカも、新婦国家で…

真の父母と成約時代⑤

一つになることは必然 神様はキリスト教を発展させ、再臨主の道を直(なお)くするために、アメリカのようなキリスト教絶対圏の国家を育成されました。彼らが悟ろうと悟るまいと、その当時、韓国の牧師たちは全世界のキリスト教を代表する立場にいました。第…

真の父母と成約時代④

命懸けのマリヤの路程 それ以来、ユダの血統は子々孫々発展を繰り返しながら、氏族・社会・国家基準へと拡大していきました。この血統を通じてその2000年後、イスラエルにマリヤが生まれました。マリヤの責任は、長子権を復帰するためにカインとアベルを…

真の父母と成約時代③

真の愛の復帰 紳士、淑女の皆様。聖書にはエバが先に神様の戒めを破り、サタンと関係を結んだとあります。堕落によって、エバはもちろんのこと、アダムとその息子たちであるカインとアベルまでも利己心と偽りの愛を中心にして、サタンの血統を受けるようにな…

真の父母と成約時代②

和解を実現する公式 御来賓の皆様。腐敗と罪悪に満ちた世界が、善と愛の根源であられる神様からどうして始まったのかと、疑ったことはなかったでしょうか。聖書を注意深く読んでみると、人間の堕落が、アダム家庭全体を失う結果になったことを知ることができ…

真の父母と成約時代①

「世界平和女性連合韓鶴子総裁巡回講演」1993年9月11日、北海道大会、札幌ロイヤル・ホテル12日、宮城県仙台大会、仙台サンプラザ13日、福島県郡山大会、郡山ユラックス熱海 尊敬する御来賓、そして紳士、淑女の皆様。 このたび、招待講演会に、…

理想世界の主役となる女性⑤

今日、米国、ヨーロッパなど世界の先進国を見てください。四方八方から押し寄せてくるフリー・セックスと淫乱の波を、誰が防ぐことができるでしょうか。末梢神経を刺激する享楽主義、乱れた愛すら物足らず、麻薬や覚醒剤を求める、人間史上における世紀末の…

理想世界の主役となる女性④

宗教は堕落人間の修理工場 人間は神様の真の愛を中心として、父子一体の関係をもって生まれたので、神様の心と体が真の愛によって自然に統一されているように、私たち人間の心と体も、真の愛によって自然に統一されなければならなかったのです。ところが、サ…

理想世界の主役となる女性③

殉教の精神で訪朝 親愛なる「女性連合」の皆様! 私が昨年(1991年)11月30日、夫と共に北朝鮮を訪問し、金日成主席をはじめ、その多くの指導者たちと会ったことを今振り返ってみますと、命懸けの冒険でした。皆様もよく御存じのように、文鮮明ミ総…

理想世界の主役となる女性②

相続権・同居権・同参権 親愛なる「世界平和女性連合」の皆様! 「女は弱し、されど母は強し」という言葉があります。女性自体はか弱い者ですが、もしも女性が、母として愛の主体的立場に立ったり、また妻や娘として愛の中心的役割を果たそうとする時には、…

理想世界の主役となる女性①

「世界平和女性連合創立記念日本大会」1992年9月24日、東京ドーム 和解と協力の時代 尊敬する内外の貴賓の皆様! ならびに、「世界平和女性連合」、「アジア平和女性連合」の皆様! きょう、このように各界の女性指導者の皆様が御列席の中、世界平和…

女性にゆだねられた世界の平和④

今日、誰も解決することのできない、最も深刻な社会問題となっているのは、家庭崩壊の現象です。人類の生存する基盤が、その根っこから揺れ動いているのです。アメリカにおいて家庭の価値や社会道徳問題が、大統領選挙の最も深刻な争点となっているのも、こ…