韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

真の家庭と私⑦

真の御父母様の必要性

 皆さん! 皆さんは自分たちの国が神様の祝福を受けることを願うでしょう。そのためには神様の真の愛を中心として、心と体が一つとなった民にならなければならないのです。神様の真の愛を中心として、夫婦が絶対的に一つにならなければならないのです。神様の真の愛を中心として、子女が絶対的に一つになる家庭をもつその家庭が、この国に多くなるとき、神様がこの国に来て暮らすようになるのです。そうなれば、自然にこの国も世界の中心国家にならざるを得ません。

 自分の一番愛する人が農村や貧民窟にいるとしても、その愛する主体は対象が暮らす所に行って、共に生きたいのです。どのような所でも、愛する人がいる所に行って暮らしたいのと同様に、神様も一番愛することのできる息子、娘のいる所があれば、農村や貧民窟も天国になるのであり、上流層も天国になるのであり、中流、そのあらゆる環境を超えて天国になるという話なのです。

 さて、きょう統一教会の教主という人がここに現れて話をしています。統一教会とはいったい何をする所かと尋ねるなら、神様の真の愛を紹介する所です。また、真の愛を中心として心と体が一つになるようにしようとする所であり、心と体が一つとなったその夫婦を、絶対的に一つとなった理想的夫婦にしようとする所です。その息子、娘は絶対的に分かれない統一された兄弟にしようとするそのような主義で、神様の命令によってその使命を遂行するのが統一教会だ、ということを伝達いたします。

 堕落によって、偽りの父母から偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を受け、偽りの結婚式をした家庭として始まった、汚されたものを完全に清算し、真なる神様と真なる父母の愛を中心として、私たち夫婦は外的には「頭翼思想」を立て、左翼右翼を克服し、内的には「神主義」、すなわち真の愛を通して良心世界と霊的世界を克服し、真の父母となったのです。真の父母となって、神人愛が一体となった真の愛の種、真の生命の種、真の血統の種を接ぎ木してあげ、大きな祝福を伝授してあげる復活の礼式が、正に国際合同結婚式なのです。これがすなわち、真なる新しい家庭として進む道を開いてあげる礼式なのです。世界の全人類が大きな祝福を受け、天国家庭に転換され、地上天国に入籍する国民になることを願ってやみません。

 こうして、超国家的な血縁関係を結成して、神様を中心とした天宙的大家庭主義を形成することによって、真なる父母主義、夫婦主義、兄弟主義を宣布して心情文化世界を迎えることによって、地上から天上世界まで天国に入ることのできる、解放された地上天国世界を完成しようというのが統一教会の目的なのです。

 第2次大戦以後、レバレンド・ムーン(文鮮明先生)は、全世界的に50年の間、迫害を受けてきました。知ってみると、罪があったからではなく、人々を救うために多くの迫害を受けたことを知る時代になったので、今は反対に、一番立派だと考えるようになりました。レバレンド・ムーンの手によって、共産主義が滅びました! ゴルバチョフ金日成を教化させたのがレバレンド・ムーンです! 滅びていくアメリカを救おうと、レバレンド・ムーンでなければならないという、そのような希望的な体制をつくっておきました。韓国と北朝鮮の統一のためにもレバレンド・ムーンは、あらゆる努力を傾けています。中東に対してもそうなのです。アメリカの共和党が40年ぶりに民主党を押さえて勝利したのも、レバレンド・ムーンによる背後からの影響が非常に大きかったからだという事実をお分かりください。

 レバレンド・ムーンが言ったことは、みな成してきました。全世界がレバレンド・ムーンを亡き者にし、殺そうとありとあらゆることをしましたが、死なずに堂々と世界の頂上に立って、きょうも叫ぶことのできる立場に立ったのは、天が愛するからであり、神様が絶対的に保護するから生き残ったという事実を、きょう、皆さんは知って、統一教会について命を懸けて、これを学んでみなければならないと思うのです。

 きょうこのような意義深い日、会って信じるに値する立場で、一番重要な事実について紹介しました。どうぞ忘れずにこの道に従って、皆さんが新しい覚醒のもとに決意して、皆さんの家庭と皆さんの国に、祝福を誘導する指導者になるようお願いします。これによって、理想的家庭が皆さんの国に出発し始めるのです。

 皆さんも御存じのとおり、レバレンド・ムーン夫婦は、真の父母という名をもって全世界に知られています。今日、私たち夫婦が真正なる真の父母として、真なる愛、真なる生命、真なる血統で天と連結されたことが事実なら、この地上には平和を成す真の家庭と、私から解放と、自由と、統一と幸福の天国が始まるということを記憶してくださるようにお願いします。

 最後に、この講演に御参加くださった皆さんが私のメッセージを心に刻み、神様を中心とした真なる個人と家庭として生まれ変わり、人類に希望と幸福の21世紀を開いてくださるようにお願いし、また皆さんの家庭と国に、神様の祝福があるように祈ります。ありがとうございました。


韓鶴子総裁講演集」より