韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

真の父母「文鮮明先生み言訓読大会」⑤

「真の父母」という言葉は福音の中の福音

 皆さんがユートピア世界を探すためには、どこへ行くべきでしょうか。本然の家庭の愛の圏を経ずしては、行く道がないということを知るべきです。レバレンド・ムーン(文鮮明先生)が直接主管圏内と間接主管圏内を神様の愛と真の父母の愛でつないだ基準があるので、今日、霊界と肉界がその愛の橋を通じて往来できる道が生じるのです。

 私たちの「統一原理」でいうように、神様がつくられた被造万物は、神様の直接主管圏や間接主管圏のもとにあります。では、それをどのように一つにするのでしょうか。それは、真の愛だけが可能なのです。これが一つになる時は、人間アダム・エバが成熟した時だけです。そのような時には、自動的に水平的真の愛が現れるのです。

 その位置で、「おお、あなたは私の同伴者です!」と抱き締めるようになる時、真の愛がそのカップルの中心に現れるのです。プラスの愛が完成して現れるようになれば、マイナスはすぐに現れるようになっています。プラスの愛がマイナスの愛に降りてきて運行するようになれば、真の愛の標準を描いていくのです。そうすれば終わるのです。

 真の愛が現れれば、すべてが自動的についてくるのです。真の愛だけが、すべてに作用するのです。それで、世界がユートピア圏に転換されるのです。歴史過程において、悲しみがあれば最高の悲しみ、困難があれば最高の困難、血の代価を払うなら最高の代価を払った、その結果として見いだされたのが、この真なる家庭なのです。

 この真なる家庭が見いだされてこそ、歴史的な悲しみが解怨され、歴史的な死の代価が解怨され得るので、歴史はこのような悲惨な蕩減の条件を払ってきたのです。したがって、この真なる家庭がこの地に顕現したということは、人類にとっては、この上ない喜びであり、この上ない価値になるのです。

 そのような真なる家庭を成すためには、真なる父母がいなければなりません。真なる父母がいなければならないと同時に、真なる夫婦が成されなければならないのです。真なる夫婦が成された上に、真なる子女が誕生しなければならないのです。

 今日皆さんは、「真の父母」という名詞を知っています。この「真の父母」という言葉は、有史以来、誰も呼んでみることができず、誰も考えることができませんでした。しかし、今日、私たちは呼ぶことができ、知ることができ、侍ることができる光栄なる立場に立ちました。このように私たちは、歴史上の誰よりも幸福な立場に立っているのであり、誰よりも高貴な立場に立っているということを、皆さんは知るべきです。

 「真の父母」という名前とともに、歴史は今まで苦労してきて、真の父母の勝利の基盤を備えるために、歴史的な数多くの犠牲の代価を払ってきたことを考えるとき、「真の父母」という名詞こそ、今日私たち人類には福音の中の福音であるということを知るべきです。

 「真の父母」というその名前3文字(ハングルで)を考えるとき、真の父母によって歴史が治められ、真の父母によって新しい世界に入り得る起源が生まれ、真の父母によってサタンを屈服させられる内的な因縁が決定し、真の父母によって外的な世界を占領しているサタンを征服して、初めて神様を解怨してさしあげることのできる中心が決定されるのです。それゆえ、真の父母と共に暮らし、真の父母の命令に従って行動することのできる、この驚くべき恩賜に、皆さんは、まず感謝しなければなりません。

 自分の人生をみな犠牲にするとしても、真の父母の行く道に同調できる道があるなら、私たち人類の前に、これ以上の幸福なことがないということを知るべきです。真の父母の命令に従って、敵陣に向かって行進する兵士がいるなら、彼は、人類が願う希望の最も頂点において、天と地が直視し、歴史が注目する偉大な勇士であることを、私たちはよく知るべきです。


韓鶴子総裁講演集」より