韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

お父様の代身者となろう(4)

受け持った仕事を完遂することが孝行の道

 特に皆さんが受け持った仕事に忠実で、大きく偉大な実績をたくさん積まれるようお願いいたします。全員がお父様(文鮮明先生)のための祈祷時間を定めて実施していますが、本当は長男と一緒に断食祈祷をしたかったのです。しかし、お父様がそうするなと言われました。ただ日曜日は一緒に断食をしてもいいから、日曜日だけ断食をして、ほかの日は断食をしないようにと言われたのです。私が断食をするようになれば、お父様にかえって心配をおかけするかもしれないと思ったので「み言どおりに従います」と答えました。

 それで今、私(韓鶴子女史)の心情は混乱し、安定しないのです。人々は、私が言葉を話さなくても外柔内剛であるといいます。しかし私自身を振り返ってみるとき、私はまだ幼いようです。そして21年間、あまりにも大きな方の中で、直接責任をもたない立場で過ごしてきたといえます。

 現在皆さんに、内的な決意をすべて打ち明けることはできないのですが、その間、外的な面において私が目覚ましく活動したわけでもありませんから、皆さんが心を一つにして助けてくださらなければならないと思います。急に、1日にしてお父様の仕事を受け持とうとするのですから、心の準備もしなければなりませんし、少し時間をもちたいと思うのです。

 そしてこの期間には、子女たちを、お父様の立派な子女として教育したいと思います。特にお父様の願いもあったのですが、「孝進を教育する期間としなさい」というみ言がありました。また内的な面において直接判断して、教会の仕事やお父様がこれまで心血を注いで推進してこられた人類救援の事業に対して、すべての報告を聞き、対策を立てていこうと思います。

 常にお父様がいらっしゃる時と同じように、朝、皆さん、来てください。毎朝会って、相談する中で1日を出発し、なされたことに対して成果を検討しようと思います。面会に行く日は、できるだけお父様との時間を長く持つほうがよいと思います。ですから、そういう日には、皆さんが早く来てくださればと思います。

 今日を過ごしてみると、すべてが心細く、私もお父様に代わって何かをしてさしあげなければならないという思いをもつようになりました。ですから皆さんの助けが絶対に必要です。今は私がすべてに神経を遣うことのできない立場にいますので、皆さんがそのような点において了解してくだされば有り難いと思います。

 皆さんが受け持った分野で責任を果たし、大きな実績を積むなら、お父様はダンベリーにおられても、多くの慰めを受けられることでしょう。またそれが子女の道理を果たすことであると思います。皆さんがお父様の代身者となって、お父様が喜ぶことのできる孝子、孝女となればと思います。ありがとうございました。


「真の母(韓鶴子女史)のまなざし」より