韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

世界と東西南北統一は真の愛で⑧

 きょう、この場に参席された皆さんはどうかこれを忘れないで、心と体が一つとなるように努力することによって、自らの夫婦同士で、より高く「ため」に生きることができる愛で愛し合うことから、家庭と、民族と、国家と、世界を愛することができる真なる人と家庭となることを願います。

 もし、そのようになれば、東西南北統一は既に成就したも同然です。どんなに強い主体思想であっても、神様の真の愛の中では力なく収拾され、消滅してしまうことでしょう。真の愛で愛する心をもつようになれば、東西南北統一は絶対問題ではありません。

 それだけでなく、東西問題や、世界的南北の貧富の格差問題も、この神様の真の愛をもって完全に解決することができます。

 このような神様の理想を中心として、世界の理想を消化し、そこから国家理想を消化し、国家理想から民族、家庭、個人にまで連結することができる理想世界の平和的無限の境地が成し遂げられることによって、この地上には真の愛の平和世界が建設されることは間違いありません。

 親愛なる女性指導者の皆様! 私の夫である文鮮明総裁は40年余り前より、ここでお話ししたように、統一の根本原則を宣言し、国内外で、「神主義」を中心とした理念運動を土台として、周辺4大強国(日本、米国、中国、ロシア)に統一の国際的な基盤を造成してきました。韓国や、日本、米国などに、各々数百万を超える会員たちが、国際勝共連合、カウサ活動などを通して、民間基盤を構築してきたのです。

 これまで、総裁が主唱してきた「神主義」は唯物論無神論の相反する価値観の統一はもちろんのこと、世俗的人本主義を解放することができる唯一の思想として、世界各国の指導者たちと思想界で検証されました。

韓民族と世界平和のために南北統一を信仰化しよう

 東西南北統一を熱望する紳士、淑女の皆様! 私たちはみな共に、真の愛の「神主義」で、私たちの価値観を定立し、国民思想武装に総決起しましょう。私たち自身と、民族と世界平和のため、東西南北統一を信仰化しましょう。

 そしてこの時代、歴史と天の召命を受けて立ち上がり、東西南北統一運動に私たちすべてが先頭に立つ義人と指導者になりましょう。真心より共に生きたいと思う真の愛、怨讐までも愛する心で、真の愛の温風を世界の兄弟たちに送りましょう。

 特に、人類歴史の始まりに、エバの失敗によって歴史が誤ったので、終わりの日には女性たちが先頭に立って、真の愛の母性愛で、青少年の和解と統一の新しい歴史を創造していきましょう。

 特に、女性の使命は子女のような立場である青年男女および学生たちを真なる教育を通して真なる子女たちに復帰しなければなりません。さらには母と子女が一つとなって、手本を示し、夫までも教育を通して真なる天の息子として復帰し、真の父母に従い、神様を中心として侍り、地上天国理想を復帰しなければなりません。

 いま一度、きょうの話が東西南北が共に真の愛で出会うその日を早める全国民運動となることを願います。

 神様の祝福が皆様と皆様の家庭に共にあらんことを祈願します。ありがとうございました。


韓鶴子総裁講演集」より