韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

希望に満ちた天国建設(3)

 私たちには、なすべきことが多くあります。世の中では、することがなく、願いがなく、希望がない人は自殺することもあり……。日本は、自殺者数がとても多いという話を聞いたのですが、そのような人たちと、私たちは違うのではないですか。

 皆さん、女性が食事を作るにしても、喜んで作るものと、同じ材料でも気分が良くない状態で作るものとでは、天地の差があります。私たちがすることも同じなのです。

 小さなことから大きなことまで、この時代に生まれて真の父母様に出会い、このようなことができるようになったということ自体が、天のみ前に感謝であり、祝福を受けたことなのです。

 皆さんは、これを自分の中にとどめておかずに繁殖させて、皆さんのようなたくさんの実を実らせなければなりません。特に日本の社会では、今、この時間にもたくさんの人たちがみ旨を知らずに生命を失っているので、急がなければならないのです。

 ですから、皆さんはこのような大会があるたびごとに、動機を高めて大きく結果を生み出せるように、あらゆる方向に努力しなければなりません。

 天が100%施してくださったのならば、皆さんは120、200%にしてお返ししようと思って一生懸命に励めば、どのようになるでしょうか。

 皆さんは、今は時が違うということを皮膚で感じているのではないですか。昨日、ここで奉仕していたおばあさんの中の1人の方も、天地祝福(亡くなった配偶者と改めて受ける祝福結婚)を受けて、今、夫と一緒に暮らしているという話をしていました。私たちには今、霊界に500億人にもなる祝福家庭がいるのです。霊界で地獄から解放された、また善なる先祖、悪なる先祖にかかわらず、解放されたすべての先祖が、皆さんの行く道をどれほど協助してくれるでしょうか。皆さんが動いていないので、分からないのです。考えが及ばないので、そうなのです。

 ですから、皆さんはもう「難しい。大変だ。できない」と、そのようなことを言えなくなっています。それは、皆さんの能力に従って現れるのです。

 どうですか。きょうはお父様(文鮮明先生)の祈祷を聞き、私の話を聞いて、何か少しでも感じることがありますか。(はい)。霊界の霊人たちよりも、私たちが劣っていて、それでよいのですか。霊界では、お父様の前に来て敬礼しようとしても、手続きが複雑なのです。今、皆さんは、お父様の前に出て敬礼もし、すべてのことの指示も受けて、み言も聞けるではないですか。

 霊界でも、お父様が早く来られたらよいと思っていますが、私たちの立場から考えれば、お父様が早く行かれてはいけないでしょう? そうでしょう? (はい)。ですからお父様に、この肉界で関心をもっていただけることが多くなければなりません。そうではないですか。皆さんも、関心がある所に行きたいのではないでしょうか。

 ですから、皆さんが孝子(孝行息子)、孝女(孝行娘)になろうとすれば、お父様が関心を多くもたれることができるように、皆さんが努力しながら、実績を見せてさしあげなければならないのです。

 分かりますか。皆さんが再び決心して、きょうも希望に満ちた1日の出発をすることを願いながら話をしました。


「真の母(韓鶴子女史)のまなざし」より