韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

福岡での「訓読会」における韓鶴子女史のみ言(4)

8月19日 福岡

 皆さんは、祝福家庭として、どれほど責任ある生活をしているのかを反省しなければなりません。今、毎日毎日、悔い改めていますか。一つの祝福家庭をつくるために、天(神)と真の父母様(文鮮明先生、韓鶴子女史ご夫妻)が今までどれほど苦労されましたか。さらには、霊界を統一して、霊界の数億の祝福家庭が生まれるまで、真の父母様が血涙を絞るような路程を歩まれたということを、皆さんが一日一日、どれほど実感して生きるのかを反省しなければなりません。

 聖書では、6000年の歴史といいますが、実際の人類歴史は6000年だけでしょうか。アダムとエバが堕落して、失ってしまった子女を取り戻すための、神様のとても悲しい、到底、言葉では言い表すことのできない胸痛い事情を考えてみましたか。たった1人を訪ねてこられるための、天の血のにじむような努力と精誠を皆さんは考えてみましたか。

 皆さん、復帰原理をよく知っていますね。天が苦労して一人の中心人物を立てたとしても、その中心人物が失敗して、サタンが讒訴してしまえば、どうなるでしょうか。サタンが、その人物を強奪しても、そこで天はやめることができません。また新しい人を探し出してくるための蕩減歴史が、どれだけ大変なことであるかを考えてみましたか。皆さんの家庭で、夫を失ったり、子供を失ってしまったとすれば、その痛みは大きいでしょう? 私たち統一教会(現世界平和家庭連合)では、昇華式(葬儀)があり、霊界に行くことを知っているために、少しはいいのですが、人間的には、痛みがあるのです。そのような痛みの歴史を1年ではなく、6000年間、抱いてこられた神様であられるということを知らなければなりません。キリスト教の歴史だけでも2000年ではないですか。

 ところが、今日のキリスト教徒はどのような状況ですか。2000年前、ユダヤ民族がイエス様を十字架に追いやったその時と、現在が同じではないですか。その時代の人々が、イエス様が主であることを分からなかったからといって、許されますか。

 ユダヤ教イスラエル民族は、どのような歴史を経たでしょうか。ヒトラーにどれほど虐殺されましたか。イスラエルが独立するまでは、あっちこっちに追いやられる“流浪の民”になったでしょう? 21世紀のキリスト教徒は、それと違いますか。

 また、責任を果たすことができない統一教会員(同上)は、どのようになるのでしょうか。皆さんは、一つも弁解することができません。皆さんは今、どのような資格によって生きているのですか。毎日、「家庭盟誓」を唱えながら、何を考えて暮らしているのですか。1日に1分1秒でも、自分自身を振り返って、「これでは、いけない」と悔い改めて、反省する時間をもって生活していますか。神様や真の父母のように切迫した心情で、切なく死んでいく人々を思いながら、瞬間瞬間、身もだえする生活をしてみましたか。

 「霊界に7億の祝福家庭がいる」と言いました。今、皆さんと共に生きている氏族がいますね。その人々はみな、み言を知っていますか。このように祝福された時代に生きていながら、み言を知らずに死んでいくならば、霊界に行った時、どのように親族に顔向けできるというのでしょうか。真の父母様が蕩減してくださり、すべての基盤を築いてくださった後に、皆さんは、ただ口だけ開けばいいのではないですか。毎日、御飯を食べる時にだけ口を開くのですか。自分も生きることができ、氏族も生かすことができるみ言を語るために、口を開かなければなりません。


「真の母(韓鶴子女史)のまなざし」より