韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

天一国の春を迎えて-韓鶴子女史 都内「訓読会」にて

 2006年3月21日、真のお母様(韓鶴子女史)をお迎えし、千葉・幕張において、「天宙平和連合日本大会」が開催された。翌朝(3月24日)、真のお母様を中心とした「訓読会」が都内のホテルで行われ、『天聖経』「真の父母」編、第6章の「真の父母と我々」が訓読されたのちの、真のお母様のみ言


 野球で(ワールド・ベースボール・クラシックでの日韓)3戦目の時、韓国が日本に勝つこともあり得ました。韓国が負けたのは、いくら考えても霊界で何らかの手段を使ったからです。

 つまり、人間の力ではどうにもならない目に見えない大きな力が作用したのです。選手たちを平等にし、自信満々な人には、謙遜な心を持つことを学ばせたのです。それまで日本が有頂天になっていたのですが、負けることによって、どん底まで落ちました。

 しかし、摂理的に大きなみ旨を果たすためには、(日本が)元気を取り戻さなければなりません。そうしてこそ、(摂理に)正しく拍子を合わせて歩むようになるからです。ですから、(日本が勝利したのは)日本の選手たちがよく頑張ったからではなく、「霊界が助けてあげたからです」と言わなければならないのです、皆さん。

 ちょうど日本では、春分の日(3月21日)は、霊界の先祖たちが地上に降りてきて、役事(神霊の働き)する日とされているでしょう。今、私たち統一教会(現世界平和統一家庭連合)においては、天一国を目に見えるようにすべき春を迎えています。天一国の春を迎えているのです。最善を尽くして、種を蒔いて育て、大きく実を結ぶ母の国の使命を全うする皆さんになることができるのです。「なってくれるようにお願いします」という話はしません。なることができるのです。

 そのように出発しながら、常に感謝する心で一日を始めなければなりません。時代が次第に良くなるとともに、高齢化もしてきています。すべての人々が健康に関心をもっているのですが、健康に最も大切なことは、常に肯定的で、喜んで、感謝の心で生きることです。

 テレビでも時々、話が出てきますが、朝、目を覚ましたら、「私はきょう、幸福な一日を始める!」と言って、大声を上げて笑いなさい。そうすれば、すべての病気がよくなり、エンドルフィン(免疫力を強化し、老化を防ぎ、自己治癒力を高める物質)がどんどん出てきます。そうして、仕事の能力も上がり、健康になるのです。

 皆さんが、果たすべきことは、たくさんあります。真のお父様がこの世に生きていらっしゃる間に、必ず成すべきことがたくさんあります。天一国は、既に始まっているのです。私たちは、世の中の人々に見せてあげなければなりません。

 私は、日本に向かう飛行機に乗って海を見ながら、「真のお父様(文鮮明先生)が海底トンネル(国際ハイウェイ、日韓トンネル)のお話をされてから、既に数十年が過ぎました。私たちは(その摂理を)早めなければならない!」という決意をし、「それが可能になっていれば、どれほどよかっただろうか」という心も持ってきました。

 今は、海底トンネルとともにベーリング海峡プロジェクトについても語られています。この内容は120カ国を巡回しながら、全世界的に語られたみ言です。

 現在、私たちは実体的に成し遂げなければならない責任があるということを皆さんは、一時も忘れないようにお願いします。

 特に日本は、そのプロジェクトに責任をもった人々がいます。朝鮮総連(在日本朝鮮人総聨合会)と民団(在日本大韓民国民団)の統合や、すべての日本の食口(教会メンバー)が母の国(日本)の使命を全うするために、先頭に立つ八公臣(8人の前リージョン責任者)をよく協助して、必ず短期間内で成功裏に収めることができるよう全員で努力しなければなりません。

 すべての準備ができれば、今は何十年もかかる時ではありません。いくらでも時間を短縮できるのです。

 真のお父様が(祝賀の)テープを切ることができれば、どれほど良いでしょうか。そのために、最善を尽くす日本の責任者と食口たちとなってくださるようお願いします。


「真の母(韓鶴子女史)のまなざし」より