韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

真の父母「文鮮明先生み言訓読大会」⑦

感謝すべき私たち

 神様に対する感謝をどのように捧げることができ、真の父母に対する感謝をどのように捧げることができ、私たちの教会に対する感謝をどのように捧げることができ、私たちを再創造してくださったことに対する感謝をどのように捧げることができるでしょうか。私が経てきたのちには、真の家庭が現れるのです。一段階もっと進めば真の氏族が現れ、一段階もっと進めば真の国家が現れるのです。一段階もっと進めば真の世界が現れ、一段階もっと進めば真の宇宙が現れ、一段階もっと進めば真の天宙が現れ、一段階もっと進めば真の神様が現れます。これが私たちの最終目標なのです。

 人間は、堕落した以後にサタンの血統を受け継ぎました。数千万代を経て、神様の血統でないサタンの血統を受け継いだのです。どのようにこのサタンの血統を清算するのでしょうか。アダムとエバが堕落した以後に受け継いだ汚い血統を、どのように清算するのでしょうか。

 このような内容を清算するために、真の愛、真の生命、真の血統を中心として現れられた方が真の父母です。サタンの血統を肥料にして、生命を育ててきたのです。しかし、新しい復活の時代には体が神様の愛と生命と血統を中心として、真の愛を肥やしにして成長してきたのです。そうしながら、一方は消え、一方は繁栄してくるのです。ここから神様が共にいらっしゃり、サタンとは永遠に離別するのです。

 神様の心の中に苦痛があるとは、誰も思わないのです。歴史上で今、ここにいる真の父母を通して現れ、その深い使命を明らかにしておいたから分かるのであって、そうでなければ分からないのです。イエス様もそれを知りませんでした。分かったとしても、心の中にあることを語ることができませんでした。また、宗教指導者のうち、誰もそのように隠された宇宙の秘密が分かりませんでした。歴史上初めて、世界の前に御父母様が現れ、宇宙の秘密が明らかにされたのです。

 今からは個人的基盤でなく、国家的基盤に方向を変えなければなりません。一国家の指導者も、過去を悔い改めて立ち直れば、神様が許されるのです。それは神様の新しい伝統に属するのであり、新しい血統を意味するのです。そうでなければサタンを分立できないのです。また、統一教会の祝福式の前にある血統転換式を意味するのです。

 歴史の初めに堕落すると同時に、真の愛、真の生命、真の血統が堕落世界の汚れたものとつながりました。しかし今は、神様の真の愛、真の生命、真の血統を中心として、横的につながっているのです。これは180度転換したのです。サタン側とつながった韓国やこの世界には、希望をかけてはいけないのです。全世界の人類が、初めから最も邪悪なサタン側の父母についていったのです。

 180度反対に生まれ変わるのです。生まれ変わるということは、再び生まれるということです。その最初が父母です、国ではなく。その次は兄弟です。では3番目は何ですか。夫婦、夫と妻なのです。4番目は子女です。神様は、3世代を願われるのに、この3世代をもてませんでした。1代は神様、2代はアダムとエバ、3代は今までもてなかったのです。今まで神様を中心として、人類が繁栄できず、サタンに属するようになったのです。そのサタンは愛の怨讐です。

 どのようにこの血統を清算することができるでしょうか。「私」は、日本人でも、どの国の人でもない、神様の民として生まれたのです。神様の愛、神様の生命、神様の血統、この3つの根源が標準なのです。

 戦争で負けた敗残兵が血を流しながら倒れているなら、それを誰が葬りますか。誰が敗残兵を教育して再び正規軍にするでしょうか。また、食べるものがなければ、その人たちをどのようにするでしょうか。ただ殺してしまうでしょうか。違います。勝てばみな良いと思ったのに、もっと大きな十字架を背負うようになるのです。感謝する場合には何に感謝すべきですか。幸せに暮らせるようになることに感謝するのではありません。十字架を背負ったことに感謝しなければなりません。それをみな解決してから、再び建設したあとにこそ、自分の時が来ることを知るべきなのです。

 自分が新しい家庭を立て、新しい国家を立て、新しい世界を立てたあとにこそ、自分が幸福に暮らすことができるのです。


韓鶴子総裁講演集」より