韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

孝行の道を行った興進(2)

お父様の苦難の道を代わりに行った興進

 事故直後、昏睡状態にある時に、その興進の霊が韓国のある人のところに来て「私はお父様の代わりに行く」ということを言ったそうです。その時、その食口が興進に「行かれてはなりません。どうか行かないでください」と言うと、興進は「いいえ、私は私の道を行かなければなりません。しかし、前もって祝福を受けないで行くのが残念です」と言ったそうです。

 興進が現れて話をしたその人は、興進が霊界に行くものとして話をしたし、そのほかの内外の人たちは「興進の生まれもった運命を見ると、それほど悲惨に亡くなってしまわれる方ではない」と言うのでした。興進の命は絶対にそのようになるはずはなく、神様が愛する息子であると、両面から証をしたのです。

 今、お話ししたいことはたくさんあるのですが、ここに来る前に、韓国の霊通する食口から電話を受けた話だけをいたします。

 今朝、神様が直接彼を通して現れて、「あなたはアメリカに電話をしなさい。今、父母様の心情は平静であるように見えるが、特にお母様の立場はそうでないだろうから、あなたの伝える言葉がお母様に慰めになればよい」と語られたそうです。

 興進は一言で言って、男らしく生まれ、素晴らしく成長し、その反面、こまやかな面があって、父母の心情を読み取って、どうにかして楽にしてさしあげようと努力していた、その例を一つ一つ挙げて説明してくださったそうです。

 興進は第一に、「父母に対して犠牲の道理を立てた」というのです。第二に、「兄弟間の和睦の道理を立てた」といいます。また「弟として兄に対する愛を尽くした」というのです。それはアベルの責任を果たしたということです。

 興進は満17歳で、韓国の年では18歳ですが、すっかり成人になりました。興進は精神的にも肉体的にも成長した男性です。洋服のサイズは42インチでした。

 神様が興進をそのように急成長させた理由があるというのです。彼がそのようになることによって、使命が定められたのです。イエス様は真の父母の使命を果たすことができずに逝かれたのですが、興進はこの地上に真の父母を通して、イエス様の立場を完成する位置に立ったというのです。

 今日、興進がアメリカを発てば、韓国には5日に到着することになり、8日には昇華式があるでしょう。それから3日後の1月10日から40間にかけて神様の特別な復活の役事があるといいます。いわば実体復活期間となるのです。


「真の母(韓鶴子女史)のまなざし」より