韓鶴子女史み言アーカイブ

韓鶴子女史が語られた至宝のメッセージ

名古屋での訓読会における韓鶴子女史のみ言

[8月24日]名古屋

 皆さんは、とても苦労をしたと思います。昨日の聴衆はみな、サタン世界の多くの問題点を傍観している人々ではないようでした。(それらの問題点を)心配し、「希望的な道がないだろうか」という心をもって、指導者の立場で努力をしている人々であると思います。

 昨日の(名古屋)大会は、ちょうど、乾いていた地に慈雨が降ったようなものです。乾いた地にあって、恵みの雨を受けた万物が、第2の誕生のために、一所懸命に準備をしています。ですから、皆さんも、彼らを継続的に教育して、自分の処した位置において、国会議員であれば国会で、事業をしている人であれば自分の部下たちに、教育関係の人であれば自分の教えている学生や弟子や先生たちの間において、責任のあるメシヤの使命を果たすことができるように指導し、教育しなければなりません。み言の中には、「今、正に時が来た」という内容がありましたね。これは、これ以上、1日も待つことができないということです。

 今回のタイトルは、「天地父母統一安着生活圏大会」です。それは、私たちだけが天に侍って生活するのではいけません。繁殖しなければならないのです。昨日、み言を聴いた人々も、私たちの生活圏内で、天に侍り、真の父母様のみ旨を受けて、「1日でも早く、国と世界を復帰してさしあげる」という使命意識をもつようにしなければなりません。

 今年(2002年)の終わりまでです。4カ月残っていますね。「4カ月内でやる」と考えるのではなく、「私は、1カ月、2カ月内でやる」というように、短縮させる決心と覚悟を固めなければなりません。皆さん「家庭盟誓」を奉読しますね。孝子、忠臣、聖人、聖子は、同じ環境の中でもより優れた者にならなければなりません。皆さんの行動によって、皆さんの先祖と子孫が、理想世界、天国で生活することのできる環境をつくってあげることができるのです。そのように、天が祝福してくださっている期間であることを知り、一所懸命してくださるよう、お願いします。

 昨日、皆さんの中で、「すべての日本の発展は名古屋から始まった」と言った人がいましたが、み旨の中でも、名古屋が大きい役割を果たさなければなりません。責任を果たす名古屋になってくださるよう、お願いします。サタン世界よりも、神側が勝らなければなりません。(この後、子供が5人以上いる人に、プレゼントを下さる)

 世界を巡回しながら、祝福二世が成長する姿をたくさん見てきました。本当に、天が愛さざるを得ない、人種と文化を超越して、創造本然の本心をもって真の父母様を愛し、対する姿を見るとき、とても感動的で、美しく、かわいかったです。アメリカの西部で、祝福家庭が集まって暮らす所があるのですが、そこには、子供たちもたくさんいます。その子供たちの教育問題を考えて、自分たちで学校も造り、一緒に活動もしています。

 そこに合唱団があります。そこの子供たちが、どれほど美しく成長しているか分かりません。それで、名前をつけてほしいというので、私が、「鮮鶴合唱団」と名づけました。そこの地域社会では、有名な平和の大使であり、外国公演もしました。韓国まで来て、公演もしました。とても美しく育っているのです。

 真のお父様も言われたのですが、これからは教育事業、文化活動をするための環境をつくっていかなければなりません。韓国の鮮文大学、アメリカのブリッジポート大学は有名になってきました。韓国には、幼稚園から高校、大学までありますが、特に善正高等学校には、日本のニ世がたくさんいます。この子供たちの育っていく心情が、とても美しいのです。特に、アメリカの父兄たちは、子供たちが育つ外的環境が心配であるため、とても神経を遣っています。日本も同じことだと思います。

 大きい子たちは、もう大学生ですが、今回、カープ(CARP=全国大学連合原理研究会)を中心とした「平和のための奉仕」の活動などに、親がとても希望をもっていて、親が協助して、押し出しています。

 今回、アメリカにおいては、100人以上の大学入学直前の学生たちが「巡回伝道団」に参加するための修練会に参加しました。祝福二世が、たくさん参加しているのです。それで、1年間、活動したのち、「もう1年、参加したい」と言う子供も多いのです。それは、顯進様が、受け持っています。

 昨日もみな、(祝勝会の時)画面で見たと思いますが、なぜコディアク(米アラスカ州)にたくさんの人が集まっているのかと思っていたら、全世界のカープの責任者が集まって修練会を行っていたのです。

 私たちは、親としても責任を果たすことによって、二世たちの基盤、環境をつくってあげなければなりません。み旨の中の二世だけでなく、カイン側の二世たちも、すべて救ってあげるのが、私たちの責任です。彼らはみな、韓国に来て、「母国語を学びたい」という心をもっています。考えてみてください。黄色い頭に青い目をした子供が、韓国語で「アンニ ンハセヨ」とあいさつし、歌を歌い、話すのを聞く時、どれほどほほえましく、気持ちがいいでしょうか。言語統一、文化統一は、すぐにできます。

 今回、韓国で「平和のための大使」の大会の時、四重奏の歌を歌った子供たちは、日本、韓国、ヨーロ パ、黒人の二世でした。皆さんの苦労の結果が、そのように表れているから、希望的なのです。今回の機会を逃すことなく、一生懸命、動いてくださるようお願いします。


「真の母(韓鶴子女史)のまなざし」より